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ANA/JALマイレージ積算比較

JALマイレージを貯めるため、普段の決済にはJALカード東急を使っています。このカードでは、PASMOオートチャージの金額が自動的にJALマイレージに移行されていたのですが、4月からはマイレージに移行されなくなるそうです。月額にすれば微々たるものですが、この一報をきかっけに、マイレージ積算について再考したくなりました。

 

マイレージを貯めたい人にとっては、ANAJALか悩む所ですが、飛行機に乗らずにマイレージを貯める、いわゆる陸マイラーから絶大な支持を集めているのはANAの方です。ググると、ブログがたくさん出てきます。簡単にまとめると以下の通り。

 

ANA

・搭乗しなくても毎年継続ボーナスマイレージがもらえる

・ポイントサイト→ドットマネー→ソラチカ→ANAで90%マイレージ積算出来る、ただし月に20,000ポイントまで、それ以上は50%(Tポイント経由が多い)

 

JAL

・継続ボーナスマイレージには毎年搭乗が必要

・ポイントサイト→ドットマネー→JALで52%マイレージ積算出来る、移行ポイント上限なし

・ディスカウントマイレージがある

ANAより特典航空券が取りやすい

 

ポイントサイトでポイントを貯める方法には、高ポイント案件に申し込む方法がメジャーのようです。ハピタスなどのポイントサイト経由でクレジットカードを申し込んだり(ポイント取得の為だけ)、保険やFXに申し込んだり(保険の話聞くだけとかFX1回やるだけとか)する方法があります。(それってどうなの、と思いますが。)他には、楽天市場やハピタス堂書店で本を購入(7%ポイント還元)、など、普段の行動を少し変えるだけでポイントを稼ぐ方法もあります。Huluの2週間お試しとかね。

 

世の中にこんな方法でマイレージを貯めている人がいるとは。上記の方法で年間20から30万マイルを稼いでいる人もいるようです。いつ改悪されるかわかりませんし、ポイントにはあまり左右されたくないのですが、カード決済で地道にJALマイレージを貯めて来た自分としては、このままでいいのか、悩み始めました。

 

選択肢としては2択。

1)現状維持でJALマイルためる

2)ソラチカ+ANA VISAワイドゴールドの2枚持ちし、決済は後者にする

 

私は元々ANA派で、United経由でスターアライアンスゴールドメンバーでもあるのですが、それなのにJALマイルを貯め始めたのは、JALの方が特典航空券を予約しやすいからです。GWや年末年始といった繁忙期に帰省するので、貯めたマイレージが使えなかったら意味がない。閑散期のディスカウントマイレージも魅力。しかし、JALだと今のステータスでは優先搭乗もないしラウンジも使えない。特典航空券の取りやすさに差がなければ迷う事なくANA一択なのですが。

 

という訳で、まだ結論は出てませんが、ソラチカカードは申し込んでみました。ANAに戻りたいとは思っていますが、JALも捨て難い。

 

なお、ANA/JALマイレージ積算比較はこちらのサイトがわかりやすいと思いました。

陸マイラーがJALマイルを貯める方法。年間20万JALマイル。 - すけすけのマイル乞食

 

それでは、皆さんも快適な空の旅をお楽しみください(違

 

Have fun!

イデコ不備軍、脱退したよ!

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上記画像の通り、イデコ開通には大変時間がかかっています。12月初めに申込んだのですが、楽天証券の都合で12月中頃に書類発送となり、届いてすぐ記入を済ませ、楽天に到着したのが12/28。あろうことか書類に不備があり、20日ほどロスタイム。ちなみに私の不備は、捺印1カ所忘れ&拠出額記入忘れという、バックオフィスの業務をやっている人間にあるまじきエラーでした・・。

 

私のように、自分のミスで書類不備になった人も入れば、会社の記入ミスでエラーになった人もいます。身近なつぃったらーさんの間でも、私含め9人も書類不備で返送されていたことがわかりました。あるFPさんのブログで、個人型確定拠出年金は6割が書類不備になっている、というのを読んだのですが、確かに、問題なく通った人の方が少ないように感じます。

 

不備になった我々つぃったらーは仲間意識を深め、自分たちのことを自虐的に、”イデコ不備軍”と呼んでいました(笑)。敵対するはノーエラー帝国軍か・・いや、敵対するのもおかしいのですが(苦笑)。

 

さて、訂正書類が1/17に楽天に届き、1/24にようやく国民年金基金連合会での審査が始まりました。書類到着から1−2ヵ月とありますが、まぁ、まさか2ヵ月もかからないだろうなと思っていたら・・・待てど暮らせど審査中のまま。3月に入り、桜が先か、イデコが先か、と言っていた矢先、仲良しのテリーさんから、書類到着の知らせが!!しかも、

 

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マジですかーーーー!!早速ポストを確認。したらば、

 

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到着してましたーーーー♡!!!

 

私もテリーさん同様、楽天証券にログインしても審査中のままなのですが、書類が先に届きました。3/13に到着ということは、、申込書類到着から口座開設まで2ヵ月もかかっています。申し込んでからは3ヵ月以上もかかってる・・。

 

イデコ不備軍の司令官と言われていた私ですが、見事に寝返り脱退に成功、無事にDCの仲間入りが出来ました。これでたわらちゃん先進国株式を買う日も目前です。あれ、でも、この後どうすればいいのかな?あっ!

 

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ま、まだ1週間もかかるんかいっw!!

 

というわけで、次回もお楽しみに。

Have fun!

自分の国を捨てて生きるということ

今日は3/11。あの震災から早6年。午後2時46分に黙祷を捧げました。亡くなった方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。人生は何があるかわかりません。今を生きている我々はしっかりと前を向いて、最前の選択をして生きて行く。生きたくても生きられなかった人達のことを忘れてはいけない。そんなことを思った1日でした。

 

さて、今月は米国雑記シリーズが続いていますが、今日は、私が出会った移民の方々の話を書きます。

 

中南米からの移民男性

当時居住していたアパートで、清掃やメンテナンスの仕事をされていました(janitorと言います)。何回か話しかけたことがあるのですが、あまり笑顔は見られず。出身地を忘れてしまったのですが、”もう自分の国には帰れない。仕事もないし政情も不安定だから。でも自分の国の料理が懐かしい。”と。悲しそうな目をしていました。

 

ウクライナからの移民女性

英語のクラスで出会ったバツイチのシングルマザー。無職で生活保護を受けながら、一人娘を学校に通わせていました。強烈に覚えているのは、”日本のような豊かな国の人がなぜわざわざアメリカに来て英語を勉強したり働いたりするのか”という発言。もし自国が豊かであったなら、アメリカで生活する羽目にはならなかった、という気持ちの裏返しによるものです。

 

■ブラジルからの移民夫婦

こちらも公共の英語のクラスで出会いました。旦那さんの方は、自国ではマネージャーだった、移民だと碌な仕事がない、ファーストフード店や清掃員くらいしか職がない、と嘆いていました。能力の高い人が低賃金の職業に従事するのは、さぞ精神的にもきつかったことでしょう。

 

アメリカ生活に対して不満が溜まっている移民たちは、英語のクラスでガス抜きをします(移民でない自分もでしたが)。アメリカはここがおかしい、こんな差別を受けた、アメリカ人はバカじゃないのか、などなど、不平不満のオンパレードです。授業をされていた若いアメリカ人女性の先生がたまりかねて言いました。Anybody who loves America?? 

 

生まれ育った自分の国には希望がない、仕事がない、生命が脅かされる危険がある。移民という選択をする事情は様々です。自分の国を捨てる、帰れる国がない。考えただけで恐ろしいです。移民の方々の話を聞くにつれ、日本という国がいかに豊かで、自分がいかに恵まれているかを痛感せざるを得ませんでした。

 

英語を学ぶにしても、彼等は明日の生活に直結しているため必死なのです。たくさん喋ろうとするので会話の上達も早い。遠慮してたら一言も話せなくなってしまうので、私も負けじと喋ろうとしました。必死に生きている人達から学び、考えさせられたお陰で、多少なりとも強く生きていく力を与えられたのでは、と思います。

 

トランプ政権になり、移民への差別が増していることを思うと、いたたまれない気持ちになります。でもその一方、あの移民の方々が、たとえ小額でも投資をしていて、米国の強い経済の波に乗り、今少しでも豊かな生活をしていてくれたら、と思います。

 

みんなに幸あれ。

 

Many happy returns.

カード決済とお買物事情

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米国オフ会でも少し話題にしたのですが、米国のカード決済とお買物についてのお話です。

 

アメリカの銀行カードには、debit機能とcredit機能があり、スーパーで買物に行ってカードを提示すると、"Debit or Credit?" と聞かれます。debitはすぐに引き落とされるので、それが嫌ならcreditを選べばいい。debitを選ぶとすぐさま、"Cashback?"と聞かれます。今買物してお金払おうって時に、なんでキャッシュバックなの?と。

 

後からわかったのですが、例えば銀行カードで$50買物したとして、$100キャッシュバックをお願いすると、その場で$100現金がもらえて、銀行口座から$150が即決済されるのですよね。手数料もかからず、いちいちATMから引き落とさなくてもすむのでとても便利でした。日本でも早くこのサービスが始まるといいのに。

 

カード社会の米国では皆さん現金は持ち歩きません。お財布に入っている現金はせいぜい$20-60くらいじゃないかなぁ?買物はほとんどカードで決済します。最初に驚いたのはスターバックスでの体験でした。友人達とお茶をしにいった時、たった200円相当のコーヒーをカード払いにしている人がいて、そんな小額をカード払いする方もすごいけど、受け付ける方もすごいと思ったのですよね。

 

10人でランチしたときは、一人$15くらいだったのですが、なんと全員カード払い。一つのbillに対し、カードを10枚挟んでウェイターへ。それぞれ複式伝票をもらいサインして決済。さすがに苦笑いされたような気がしますが、何の問題もなく処理して頂きました。ちなみにこれがサイゼリヤだったら、いくらになろうと何人いようと、一括現金払いのみです。ま、あんなにリーズナブルなお店、米国にはありませんけどね。チップだって20%くらい払わないといけませんしね。

 

カード決済したものは、返品も難しそうですが、これまたスムーズ。慣れているようです。返品といえば、交換や返品は気軽に受け付けてくれます。タグを切った後の洋服でも全く問題ありません。洋服でも靴でも、試着したものすら気軽に返せるのはさすがに驚きです。理由?なんでもいいみたいです。返却期間?さぁ・・・1-2週間平気じゃないですかね。一時帰国した友人が、日本は返品が難しくて嫌だと言ってましたが、いやいや、彼の国が特別ゆるいんじゃないでしょうか(笑)。あの気軽さに慣れてしまうと、窮屈に感じるのでしょうね。でも、同じサイズ番号なのに、スカートのウェストの大きさが違うとか、ないからさ、日本は。

 

というわけで、カード決済は進んでいるけど、買物は実にゆるいというお話でした。米国から初めて日本に来る人がいたら、現金がたくさん必要なことと、買物する時は慎重にね、を伝えてあげるといいですよ。

 

余談ですが、やはりVはワイド・モート株だと思います・・。人口増える国で、しかもカード社会で、やっぱりね、強力ですよね。ではでは。

 

Have fun!

 

東西比較

米国北東部にはニューイングランドと呼ばれる6つの州があります。メイン州ニューハンプシャー州バーモント州マサチューセッツ州ロードアイランド州コネチカット州。特に最初の4つは、美しく見事な紅葉が有名で、毎年米国各地から多くの観光客が訪れます。そんな州の一つに住んでいた頃の話です。

 

ある日、米国人に郊外の小洒落たイタリアンに連れて行ってもらいました。友人だというオーナーを紹介してくれて、和やかな雰囲気の中、食事を楽しみました。サービスも良くとても美味しいお店だったので、後日、日本人の友人を誘い、そのレストランに出掛けました。ところが・・オーダーしようと呼んでも度々待たされ、オーナーもまるで笑みを見せてくれず、明らかに無視されていました。何かおかしい。やがて私達は、そのレストランが白人だらけであることに気付きました。歓迎されていないんだ・・。自分がマイノリティであることを自覚した瞬間でした。

 

その街のことは今でも思い出します。四季いずれも美しく、ニューイングランドの古き良き佇まいを大切にし、地元のスポーツチームを熱狂的に応援する。口々に、自分の街が一番だ、と言います。しかしその一方、保守的な土地柄ゆえ、人種差別が根強く残っていました。他にも何度か嫌な思いをしました。もちろん、街の全てがそうだったわけではなく、一部の地域で体験したに過ぎませんが、人種差別の根深さを肌身で感じたのでした。

 

Pollitically correct という言葉があります。差別や偏見を持たず、正しい言葉遣い、正しい行動をするという意味ですが、トランプ政権が一定の支持を得たのは、外国人に職を奪われ、不満を公に口に出来ない低所得者層の白人が、本音を言ってくれてスカッとした人が多かったからと言われています。pollitically correctくそくらえ、と。トランプが当選した後、東海岸に住む日本人が近所の人に、Go back to your country! と言われた、という悲しい話もちらほら聞こえてきます。

 

一方、西海岸に住むようになってまず驚いたのが、花形の職業であるテレビのキャスターにアジア人が多く登用されている事。日本人フレンドリーな街だったこともありますが、東海岸から来た私は本当に驚きました。人々は穏やかでとても親切。映画館にお財布を忘れ慌てて取りに行ったら、ちゃんと保管してくれていた事もあります。英語もゆっくりでわかりやすい。どこのスーパーで買物をしても気持ちよく応対してくれる。まるで別の国です(笑)。

 

友人によると、アメリカ人の中でも、大学進学の為に西から東に行った人はホームシックになる、人々が冷たく感じるそう、と。わかる気がします。英語をあまり理解していない日本人の私ですらそうだったのだから。西→東→西と移動した経験から言うと、もしアメリカ留学を考えている人がいたら、私なら西海岸をお勧めします。特に、ワシントン州シアトルやオレゴン州ポートランドが住みやすいのではないかな。ちなみに、オレゴンにはNike、Columbiaが、ワシントンにはAmazonMicrosoftCostcoの本社があります。ビジター向けのツアーがあるかどうかはわかりませんが、機会があれば、訪ねてみても面白いかもしれません。

 

Have fun!

Sに捧ぐ

その日の夜は、雨が降っていました。”今日雨降るなんて言ってたっけ?”、そんな会話を交わしながら、同僚たちとの楽しい食事会を終え、それぞれが足早に帰って行きました。本当に、楽しい夜でした。寝る前に、1通のメールを見るまでは・・

 

ほとんど眠れないまま朝を迎えました。出社後すぐに部下達を集め、その事実を告げました。声にならない悲鳴を上げる人、すぐに俯いて涙を流し始める人、茫然自失となり涙を拭おうともしない人・・。

 

彼女は、末期ガンでした。昨年の秋、主治医からなす術がないと告げられ、腹水に苦しむ彼女を抱き締めて、二人で泣きました。”短い人生でした、でも楽しかった、これ以上人に迷惑をかけないよう、ひっそりと逝きたいです”、と言う彼女に私は、医者にだって間違いはある、まだ諦めちゃだめだ、と語りかけました。その一方、最悪の事態を覚悟しました。抱き締めた彼女の体は、はっきりと骨格が分かる程、ガリガリにやせ細っていたのです・・・。その場を離れトイレに籠り、独り号泣しました。仲間達には、ガンが再発した事を黙っていて欲しい、と。それが彼女の望みでした。

 

その後セカンドオピニオンを受け、別の抗ガン剤治療を開始しました。抜ていも抜いても溜まる腹水を抱え、抗がん剤治療を受ける。1日に20回も吐き、ほとんど何も食べられない。それでも彼女は、会社に来続けました。家で一人でいるより、会社に来てみんなと会っていた方が楽しいから、と。打ち合わせをしてもまともに座っていられず、こみ上げる吐き気を我慢している彼女に、もういいから、お願い、家に帰って休んで、と言っても、嫌だと言う。仕事をする事、仲間達と時間を過ごす事が、彼女を支えていました。会社の仲間達は、第2の家族だったのでしょうね。決して人を悪く言わず、いつも人の心配をして自分の事は後回し。彼女ほど思いやりに満ち、他者から愛される人を、私は他に知りません。

 

自分に出来る事は何だろう、と考えました。それは、一つでも多く楽しい時間を作ってあげることなんじゃないか、と。下手な冗談を言って笑わせて、開腹手術をしたお腹の傷に触るかもしれないのに、それでも日々、彼女を笑わせました。お腹を庇いながら笑っていたので、出血した事もあったかもしれません。私の我が儘だったのかもしれませんが、彼女の笑顔を見続けていたかった。楽しそうに笑う彼女を、ずっと見守っていたかった・・・。

 

最後の最後まで、会社に行きたい、みんなに会いたい、と言っていました。しかし、本人がいくら希望しても、会社はリスクを考えねばなりません。上長らは内外の医者の意見を聞き、苦渋の決断で出勤停止を命じました。

 

それから3ヵ月。あっという間でした。時々、プライベートアドレスにメールをして、彼女の無事を確かめていました。2月に入り返信がなくなり、とても心配していました。そんな折、訃報を受けました。私が最後にメールを送信した日の、翌日の事でした・・・。

 

”人生は二度とない。残された自分達が今を楽しく生き抜く事が大事だと実感している”。ある方が、こんな言葉をかけてくれました。大切な人を亡くされた方の言葉は、深く深く、心に響きます。

 

生きられなかった彼女の分も、精一杯生きて行く。それが、我々に出来る唯一の、彼女への弔いだと思います。誰にも迷惑をかけずひっそりと消えたいと言った言葉通り、お通夜や告別式への参列を固辞。彼女の遺志を尊重し、私は天に向かってそっと手を合わせました。

 

Dear my friend, may your soul rest in peace.

天国のSに捧ぐ。

 

人前で話すということ

オフ会の幹事をしておいて、何言ってんだと思われそうですが・・。昔は大変な人見知りで、人前で話す事が超苦手でした。今は人見知りはしなくなったし、人前で話す機会が増えて少しは慣れてきましたが、相変わらず、プレゼンの冒頭では息が苦しくなるし、だんだん声が震えてくる、なんてこともあります。滑舌がよくないし、あまり通らない声質のため、大声で話そうとするとどこかで無理が生じるのでしょうね。

 

とある会社で、50人くらいのプレスの前で新製品を説明する機会がありました。わずか10分弱の持ち時間なのに、前日はほとんど眠れず。緊張し過ぎて胃がキリキリするといっても、「またまた〜」と、誰も私の苦悩をわかってくれません。ある講師の方の事務局として研修生に会場の説明をしたときは緊張でガチガチに震え、学生の面接の時は学生より緊張していたことも。見た目は堂々として、涼しい顔でこなしているように見えるらしく、むしろ、得意だと思われているようです。

 

司会をしたり、仕切ったり、会議でプレゼンをしたりと、社会人経験が増えるに従い、苦手です・・を言い訳出来ない状況に何度も立たされました。あらゆるケースを想定したり、前日には練習して時間を計ってその場を再現したり、と、努力をしているうちに、緊張しないですむ、とある秘策を思いつきました。それは、

 

これは飲み会なんだと思い込む

 

です。いやいや、お酒飲んでプレゼンするわけじゃないですよ。これは会議じゃなくて、みんなと喋る場で、たまたま今は自分が喋っているんだと自らを騙すのです。酒宴の席ならわーわー喋ってるわけで、それと同じだと思えばいいんだと。今では、役員の前で話すときすら、オッサンたちと朝から飲んでる、と思ってこなしてます。恐い顔してるオッサンがいたら、二日酔いか。。と思ったり。

 

この方法で万人がうまくいくわけではないと思いますが、もし、人前で喋る時極端に緊張する方がいたら、試してみてもいいかもしれません。そもそも、飲み会すら緊張して話せない、という方は・・ひたすら飲んで、饒舌になるまで待つ、ですかね(笑)。

 

それではまた。

 

Have fun!