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米国ETF/個別株について語る会 第2回

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 第2回を開催しました。この会は、主に米国連続増配銘柄に投資している方にお会いしたい、投資体験について伺いたい、という当方の勝手な思いから始めました。ツィッターを通じて知り合った方にお声掛けをしています。

 

参加者のお一人は、投資に関する本を100冊以上読んでおられました。本を通じ、内容を咀嚼し、自分なりのスタイルを構築していく。何事もベースを学ぶのは大切ですが、割と気軽に始められるインデックスに対し、米国個別株の場合は、銘柄選定に置いて何を重視するのか、自分なりの基準を持つことが重要です。米国には25年以上連続増配している企業が108社もあります。闇雲に選ぶ訳にはいかない。

 

今回、特に印象に残った話を書きます。

 

『余裕資金で多少失っても大丈夫という気持ちで運用していたら、市場のカモにされる可能性がある。』

去年の夏を思い出しました。当時は、投資を早く実践したいという思いが先行し、高値掴みしてしまいました。高値掴みすれば、当然ながら待機時間が長くなります。どうせ市場はわからない、ではなく、ファンダメンタルズにも気を配る必要があります。

 

『待つこと大事。』

「秘訣は、することがないときには何もしないことだ」とバフェットさんも仰っていますが、株を買うタイミングは、自分の購買ルールに合致した時のみ、安値を拾っていく、というポリシーの方もおられます。バリュー投資の神髄ですね。もちろん、早く始めればその分、配当の恩恵にあずかるわけで、何もしないよりはいいという見方もあり、どう考えるかは人それぞれ。

 

新興国において米国ブランドは強いのではないか』

グローバル企業に投資することは世界分散に繋がると思います。米国の消費材や生活必需品のブランドはやはり魅力的。人口増加が見込まれる新興国で、それらブランドが伸びていく余地は十分ある、というのは同意です。ただ、お話しなかったのですが、米国企業はローカライズが下手なんですよね。決断までがスピーディで、まずやってみて、まずいところがあれば修正していけばいいと思っているような・・(どこかの会社のソフトウェアもそうですが)。

 

 今回は、米国個別株の話がほとんどでした。前回の参加者も、いつの間にかETFより個別株が多くなった、と仰っていましたが、年齢や家族構成、資金額によって投資の考え方も変わってきます。私自身も変わってきましたし、そういうものだと思います。

 

知的好奇心をくすぐられる夜となりました。投資本もたくさん紹介して頂き、参加者の方には感謝しています。また開催したいと思います。