バンガード主催「第2回ブロガー交流会」に参加して
久々のブログ更新です。前回投稿したのが2017/4/10ですから、何と1年以上ぶりです。モニーさんってブロガーだったの?と言われたら、「だった。」としか言いようの無い状況です。そんな状況を知ってか知らずか、水瀬さんに、バンガード主催のブロガー交流会にお誘い頂き、大変恐縮しながら参加してきました。
参加した皆さんは、とっくにブログを更新しています。
バンガード主催「第2回 ブロガー交流会」で世界経済動向解説と大質問大会 - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
なぜ今書くのと問われたら、それはもう、人としての義理を果たしたい、その1点に尽きます。水瀬氏にも、Vanguard社にも。と言いながら、肝心の交流会の中身については皆さんのブログにお任せするとして、私はちょっと違う視点で記事を書いてみたいと思います。
この交流会には、香港を拠点に活躍するシニア・インベストメント・ストラジストであるNathanがスピーカーとして登場しました。Vanguard社に来られただけでも幸せでしたが、折角の機会なので、以前から興味があった、PAS(Personal Advisor Services)について聞いてみました。交流会では、USD 50,000あれば、資産額に対し年間0.3%のコストを払えばアドバイザリーサービスを受けられる、という回答がありましたが、思ったより少なかったので、その後の懇親会でもう少し詳しく聞いてみると、1-5MあればFlagship、5M以上ならFlagship Select、という更に上のサービスがあり、5M以上になると年間コストも0.3%より下がっていくようです。
PASは、低コストのポートフォリオ構築、投資に関するアドバイス、節税対策がそのサービスの3本柱で、Flagshipサービスになると、専任アドバイザーがつき、チームでサポートする体制があるそうです。
https://investor.vanguard.com/investing/benefits/flagship
ブロガーやツィッター界隈では1億超えした方もいらっしゃいますし、不動産や太陽光発電など資産分散されている方もおられますが、資産が膨らみ多岐に渡れば、専門家の意見を聞いてみたいと思うのではないでしょうか。しかし残念ながら、日本では直販していないため、このサービスを受けることはできません。(教育も然り、セゾンや楽天証券などを通じてのみ)。米国Vanguard社でアカウントが持てればいいのですけどね。
PASについて話した後、香港や米国についても雑談を交わしました。香港は人口約800万程度、金融機関は高いコミッションを取るため、低コストを標榜するVanguard社とはビジネスが難しい場合があると言っていました。日本は、人口は多いけれど、投資人口はわずかですから、別の難しさがあるでしょうね。
米国の話は楽しかったなぁ。米国を離れて10年が経ちますが、閉塞感が蔓延する日常の中、ふと、お気に入りの場所、仲間と共有した時間、自由な空気、カラフルな笑顔、そんなことを思い出し、sentimentalな思いに駆られることがあります。それはきっと、歳をとった、ということなんでしょうね。またいつか、自由な空気を吸いに行きたい、Nathanと話をして、そんなことを感じていました。
投資オフ会に参加しました (2017/4/8)
4/7に金融庁の説明会で多くのツィッタラーさん投資ブロガーさんに会ったばかりですが、翌日の8日も投資オフ会があり、また新しい出会いがありました。参加者はこちらの方々(アイウエオ順)。
荒川祥一さん 冒険に出かけよう!:So-netブログ
カラーレスオピニオンさん ひどい失敗と成長の記録
サマンサさん 毎日が美味しい
モカヲさん 長期投資で自分年金づくり
お店に向かう途中いきなり、このお店のグループって上場してるんですよねー、と、投資家が集まる会にふさわしいコメントが飛び出しました。(そうだよね、日常生活の何気ないところにヒントが隠されてるって言うもんね、さすが投資家さんだなぁ!)と思いながらお店入り。
お店のセレクトはカラーレスオピニオンさんです。評判通り、魚の美味しいお店でナイスチョイスでした。投資家が集まるのはサイゼリヤだけじゃないんですよ、ええ。
初対面だと場が和むまでに多少は時間がかかりますが、徐々に話しながら、会話のテンポや流れを見ながら、お互い遠慮しつつ、自分ばかりが喋らないよう気を遣いつつ会話する、という、いい感じの大人の集まりでした。私以外は投資歴が9〜15年のベテランさんばかりです。私はだいたいどのオフ会に行っても一番の初心者なんですが、勉強不足を言い訳しているように聞こえるかもと思い、なるべく、投資歴2年弱です、としか言わないようにしてます(あくまで私個人の考えです)。
今回は米国株メインの投資家さんが集まる会でした。米国株ブロガーの方はとても増えていて、中には強気な方もいらっしゃいますが、オフ会に行くと、誰も今の上げ相場が続くと思っていない。実際、今は買い時ではない、とか、1年以上買ってない、という話はオフ会でちらほら出ます。しかしその一方、とは言え長い目で見たら上がるよね、と言う声もあり。私はと言うと、機会損失の方が痛いと考え、今年の1月に10銘柄揃えました。
この日はやたらとAmazonが話題に上りました。AWSのビジネスについて、ベゾスが長者番付1位になる日についてなど。テッパンのワイド・モート株、無配当でFCFが$9.7Bある会社。ミーハー的には欲しくてたまらない。買いたい・・しかし1株900ドル近くします・・はは・・。
年末のタックスロスセリングの後に刈りに行く話もちらっと出てましたが、遊びで小型株を狙うのかなぁ。でも私はきっと年末はそんな余裕無いだろうし、第一選べる程の腕もない。保有株の決算書はちゃんと読んだ方がいいですよ、とご助言も頂きました。1銘柄位の頃は読んでたのですが、今は全く見てない・・。
投資手法や投資額、配当額をブログでどこまで書くか、という話もありました。結局、ブログを何の為に書いているかに尽きますよね。誰かの参考になればと思う人もいれば、私のように独り言ブログの人もいる。私も、気楽に書いてはいるものの、身バレをかなり意識するようになってからは、運用実績書けなくなりました。勤め先は副業NGの会社なので、ブログでは収益を得ていません。バレたところでクリーンではありますが、なかなか難しい。
先のお店を2時間で退出し、まだ時間が早かったので2次会へ。ここで何と、投資家の武器、”株主優待券”が出ました!!いやー、太っ腹なモカヲさん。もしや何かの罪滅ぼしだったのでしょうか。
1次会ではレストランの上場話が出て、2次会では株主優待券が飛び出し、これほど投資まみれのオフ会がかつてあったでしょうか。いや、少なくとも私は初めてでした。株優いいね、こんな素敵な使い方が出来るなら、もっと日本株買おうかしら、と思ったモニベルでした。
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金融庁による「積立NISA」説明会に参加しました
2017/4/7(金)、霞ヶ関にある金融庁13階会議室にて、金融庁による積立NISA説明会が開催されました。虫とり小僧さんが案内役を勤め、こくちーずに掲載されるや否や、3時間で30席が完売になった異例のイベントです。
普段ツィッターで交流している方や著名ブロガーさんが多数参加。 19ページの資料を30分でプレゼンし、質疑応答に1時間割り当てていた金融庁さん。さすが、わかってらっしゃる。1人1回につき1質問という決まりで、矢継ぎ早に浴びせられる質問に丁寧に答えて下さいました。
プレゼンの要旨は以下の通りで、積立NISA対象商品の説明以外は、 金融庁がこれまで発信している情報であり、以下のサイトでも確認する事が出来ます。
「家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」(第1回、2017/2/3) 事務局資料
http://www.fsa.go.jp/singi/kakei/siryou/20170203/03.pdf
【要旨】
・家計金融資産約1,700兆円の52%約900兆円が現預金
・現行NISAの1069万口座のうち一度も買付が行われていない口座が全体の50%以上
・資産形成促進のための3本柱:①顧客本意の業務運営の定着、②実践的な投資教育の推進、③積立NISAの創設
・長期投資・分散投資の有効性を認識してもらうことの重要性
・積立NISAの概要、対象商品の要件
現行NISAとの関係ですが、年1回どちらか選べるようになる、との事。積立NISA商品のラインナップは今年の10月に明らかになる模様。私からの質問と回答は以下。
①投資教育についてのアクションプランは
→有効な方法は見つかっていないが、まずは金融機関に呼びかけて顧客に説明するようお願いしている
②積立NISA対象商品のうちETF要件はガチガチなものなのか
→ 国内ETFは課題が多くもっと育たないとダメ、参入機関が少ない今やれば独占ですよとハッパかけて対象商品が増えることを期待している
以下は、モニー心の声です。
・投資教育の浸透には時間もかかるし有効な手だてに乏しいので、日本人が好きな”おススメ”を用意して、まずは始めてもらって成功体験を積んで欲しいってことかな。
・金融機関がまだ本気出してない、トンデモナイ商品も増えてる、キッチリ要件決めないとだめだこりゃ、と思ったのね。
・金融機関やっぱ信用デキネー、と思ってるように見える一方、投資教育は金融機関頼み。デキナイ我が子に鞭打って、なんとかしたいと思ってるのね。
・地銀には真剣に頑張ってもらいたいんだなぁ。
・投資に興味ない人は金融機関行かないし、やっぱり企業にアプローチしたほうがいいんじゃない?と思ってたけど、余裕がない企業も多いしなぁ。
説明会の後は、その会議室で懇親会が催され、1時間半程皆さんとの交流を楽しみました。金融庁の方々と名刺交換もさせて頂きました。ここで得た積立NISAの情報は、私が趣味でやってる勉強会のメンバーにもフィードバックする予定です。地道な草の根活動ですが、投資が難しいものだと思い、金融機関にすら出向かない、そういった層にも、金融庁の真摯な取り組みをお伝え出来ればと思います。
積立NISAの詳しい話などは以下ブログをご参照ください。
金融庁による「積立NISA」説明会に行ってきたよ - インデックス投資トラベラー
「積立NISA」説明会(金融庁会議室)に行ってきました - いつか子供に伝えたいお金の話
金融庁で積立NISAの説明会に参加 | シデとセルリアンの節約blog
積立NISA説明会@金融庁: NightWalker's Investment Blog
金融庁の個人向け説明会に参加 積立NISAは株式投資普及の第一歩!
よくわかる積立NISA 積立NISA説明会at金融庁 参加レポート(1) 制度説明編 - "いい投資"探検日誌 from 新所沢
金融庁による積立NISAの説明会に行ってワイン妖怪が長官室に出没しそうになったのを無事退治した話 : 個人凍死家テリーの投資生活チラシの裏
積立NISA創設に込められた国家の意志―金融庁の積立NISA説明会に参加しての所感 - The Arts and Investment Studies
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ANA/JALマイレージ積算比較
JALマイレージを貯めるため、普段の決済にはJALカード東急を使っています。このカードでは、PASMOオートチャージの金額が自動的にJALマイレージに移行されていたのですが、4月からはマイレージに移行されなくなるそうです。月額にすれば微々たるものですが、この一報をきかっけに、マイレージ積算について再考したくなりました。
マイレージを貯めたい人にとっては、ANAかJALか悩む所ですが、飛行機に乗らずにマイレージを貯める、いわゆる陸マイラーから絶大な支持を集めているのはANAの方です。ググると、ブログがたくさん出てきます。簡単にまとめると以下の通り。
<ANA>
・搭乗しなくても毎年継続ボーナスマイレージがもらえる
・ポイントサイト→ドットマネー→ソラチカ→ANAで90%マイレージ積算出来る、ただし月に20,000ポイントまで、それ以上は50%(Tポイント経由が多い)
<JAL>
・継続ボーナスマイレージには毎年搭乗が必要
・ポイントサイト→ドットマネー→JALで52%マイレージ積算出来る、移行ポイント上限なし
・ディスカウントマイレージがある
・ANAより特典航空券が取りやすい
ポイントサイトでポイントを貯める方法には、高ポイント案件に申し込む方法がメジャーのようです。ハピタスなどのポイントサイト経由でクレジットカードを申し込んだり(ポイント取得の為だけ)、保険やFXに申し込んだり(保険の話聞くだけとかFX1回やるだけとか)する方法があります。(それってどうなの、と思いますが。)他には、楽天市場やハピタス堂書店で本を購入(7%ポイント還元)、など、普段の行動を少し変えるだけでポイントを稼ぐ方法もあります。Huluの2週間お試しとかね。
世の中にこんな方法でマイレージを貯めている人がいるとは。上記の方法で年間20から30万マイルを稼いでいる人もいるようです。いつ改悪されるかわかりませんし、ポイントにはあまり左右されたくないのですが、カード決済で地道にJALマイレージを貯めて来た自分としては、このままでいいのか、悩み始めました。
選択肢としては2択。
1)現状維持でJALマイルためる
2)ソラチカ+ANA VISAワイドゴールドの2枚持ちし、決済は後者にする
私は元々ANA派で、United経由でスターアライアンスゴールドメンバーでもあるのですが、それなのにJALマイルを貯め始めたのは、JALの方が特典航空券を予約しやすいからです。GWや年末年始といった繁忙期に帰省するので、貯めたマイレージが使えなかったら意味がない。閑散期のディスカウントマイレージも魅力。しかし、JALだと今のステータスでは優先搭乗もないしラウンジも使えない。特典航空券の取りやすさに差がなければ迷う事なくANA一択なのですが。
という訳で、まだ結論は出てませんが、ソラチカカードは申し込んでみました。ANAに戻りたいとは思っていますが、JALも捨て難い。
なお、ANA/JALのマイレージ積算比較はこちらのサイトがわかりやすいと思いました。
陸マイラーがJALマイルを貯める方法。年間20万JALマイル。 - すけすけのマイル乞食
それでは、皆さんも快適な空の旅をお楽しみください(違
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イデコ不備軍、脱退したよ!
上記画像の通り、イデコ開通には大変時間がかかっています。12月初めに申込んだのですが、楽天証券の都合で12月中頃に書類発送となり、届いてすぐ記入を済ませ、楽天に到着したのが12/28。あろうことか書類に不備があり、20日ほどロスタイム。ちなみに私の不備は、捺印1カ所忘れ&拠出額記入忘れという、バックオフィスの業務をやっている人間にあるまじきエラーでした・・。
私のように、自分のミスで書類不備になった人も入れば、会社の記入ミスでエラーになった人もいます。身近なつぃったらーさんの間でも、私含め9人も書類不備で返送されていたことがわかりました。あるFPさんのブログで、個人型確定拠出年金は6割が書類不備になっている、というのを読んだのですが、確かに、問題なく通った人の方が少ないように感じます。
不備になった我々つぃったらーは仲間意識を深め、自分たちのことを自虐的に、”イデコ不備軍”と呼んでいました(笑)。敵対するはノーエラー帝国軍か・・いや、敵対するのもおかしいのですが(苦笑)。
さて、訂正書類が1/17に楽天に届き、1/24にようやく国民年金基金連合会での審査が始まりました。書類到着から1−2ヵ月とありますが、まぁ、まさか2ヵ月もかからないだろうなと思っていたら・・・待てど暮らせど審査中のまま。3月に入り、桜が先か、イデコが先か、と言っていた矢先、仲良しのテリーさんから、書類到着の知らせが!!しかも、
マジですかーーーー!!早速ポストを確認。したらば、
到着してましたーーーー♡!!!
私もテリーさん同様、楽天証券にログインしても審査中のままなのですが、書類が先に届きました。3/13に到着ということは、、申込書類到着から口座開設まで2ヵ月もかかっています。申し込んでからは3ヵ月以上もかかってる・・。
イデコ不備軍の司令官と言われていた私ですが、見事に寝返り脱退に成功、無事にDCの仲間入りが出来ました。これでたわらちゃん先進国株式を買う日も目前です。あれ、でも、この後どうすればいいのかな?あっ!
ま、まだ1週間もかかるんかいっw!!
というわけで、次回もお楽しみに。
Have fun!
自分の国を捨てて生きるということ
今日は3/11。あの震災から早6年。午後2時46分に黙祷を捧げました。亡くなった方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。人生は何があるかわかりません。今を生きている我々はしっかりと前を向いて、最前の選択をして生きて行く。生きたくても生きられなかった人達のことを忘れてはいけない。そんなことを思った1日でした。
さて、今月は米国雑記シリーズが続いていますが、今日は、私が出会った移民の方々の話を書きます。
■中南米からの移民男性
当時居住していたアパートで、清掃やメンテナンスの仕事をされていました(janitorと言います)。何回か話しかけたことがあるのですが、あまり笑顔は見られず。出身地を忘れてしまったのですが、”もう自分の国には帰れない。仕事もないし政情も不安定だから。でも自分の国の料理が懐かしい。”と。悲しそうな目をしていました。
■ウクライナからの移民女性
英語のクラスで出会ったバツイチのシングルマザー。無職で生活保護を受けながら、一人娘を学校に通わせていました。強烈に覚えているのは、”日本のような豊かな国の人がなぜわざわざアメリカに来て英語を勉強したり働いたりするのか”という発言。もし自国が豊かであったなら、アメリカで生活する羽目にはならなかった、という気持ちの裏返しによるものです。
■ブラジルからの移民夫婦
こちらも公共の英語のクラスで出会いました。旦那さんの方は、自国ではマネージャーだった、移民だと碌な仕事がない、ファーストフード店や清掃員くらいしか職がない、と嘆いていました。能力の高い人が低賃金の職業に従事するのは、さぞ精神的にもきつかったことでしょう。
アメリカ生活に対して不満が溜まっている移民たちは、英語のクラスでガス抜きをします(移民でない自分もでしたが)。アメリカはここがおかしい、こんな差別を受けた、アメリカ人はバカじゃないのか、などなど、不平不満のオンパレードです。授業をされていた若いアメリカ人女性の先生がたまりかねて言いました。Anybody who loves America??
生まれ育った自分の国には希望がない、仕事がない、生命が脅かされる危険がある。移民という選択をする事情は様々です。自分の国を捨てる、帰れる国がない。考えただけで恐ろしいです。移民の方々の話を聞くにつれ、日本という国がいかに豊かで、自分がいかに恵まれているかを痛感せざるを得ませんでした。
英語を学ぶにしても、彼等は明日の生活に直結しているため必死なのです。たくさん喋ろうとするので会話の上達も早い。遠慮してたら一言も話せなくなってしまうので、私も負けじと喋ろうとしました。必死に生きている人達から学び、考えさせられたお陰で、多少なりとも強く生きていく力を与えられたのでは、と思います。
トランプ政権になり、移民への差別が増していることを思うと、いたたまれない気持ちになります。でもその一方、あの移民の方々が、たとえ小額でも投資をしていて、米国の強い経済の波に乗り、今少しでも豊かな生活をしていてくれたら、と思います。
みんなに幸あれ。
Many happy returns.
カード決済とお買物事情
米国オフ会でも少し話題にしたのですが、米国のカード決済とお買物についてのお話です。
アメリカの銀行カードには、debit機能とcredit機能があり、スーパーで買物に行ってカードを提示すると、"Debit or Credit?" と聞かれます。debitはすぐに引き落とされるので、それが嫌ならcreditを選べばいい。debitを選ぶとすぐさま、"Cashback?"と聞かれます。今買物してお金払おうって時に、なんでキャッシュバックなの?と。
後からわかったのですが、例えば銀行カードで$50買物したとして、$100キャッシュバックをお願いすると、その場で$100現金がもらえて、銀行口座から$150が即決済されるのですよね。手数料もかからず、いちいちATMから引き落とさなくてもすむのでとても便利でした。日本でも早くこのサービスが始まるといいのに。
カード社会の米国では皆さん現金は持ち歩きません。お財布に入っている現金はせいぜい$20-60くらいじゃないかなぁ?買物はほとんどカードで決済します。最初に驚いたのはスターバックスでの体験でした。友人達とお茶をしにいった時、たった200円相当のコーヒーをカード払いにしている人がいて、そんな小額をカード払いする方もすごいけど、受け付ける方もすごいと思ったのですよね。
10人でランチしたときは、一人$15くらいだったのですが、なんと全員カード払い。一つのbillに対し、カードを10枚挟んでウェイターへ。それぞれ複式伝票をもらいサインして決済。さすがに苦笑いされたような気がしますが、何の問題もなく処理して頂きました。ちなみにこれがサイゼリヤだったら、いくらになろうと何人いようと、一括現金払いのみです。ま、あんなにリーズナブルなお店、米国にはありませんけどね。チップだって20%くらい払わないといけませんしね。
カード決済したものは、返品も難しそうですが、これまたスムーズ。慣れているようです。返品といえば、交換や返品は気軽に受け付けてくれます。タグを切った後の洋服でも全く問題ありません。洋服でも靴でも、試着したものすら気軽に返せるのはさすがに驚きです。理由?なんでもいいみたいです。返却期間?さぁ・・・1-2週間平気じゃないですかね。一時帰国した友人が、日本は返品が難しくて嫌だと言ってましたが、いやいや、彼の国が特別ゆるいんじゃないでしょうか(笑)。あの気軽さに慣れてしまうと、窮屈に感じるのでしょうね。でも、同じサイズ番号なのに、スカートのウェストの大きさが違うとか、ないからさ、日本は。
というわけで、カード決済は進んでいるけど、買物は実にゆるいというお話でした。米国から初めて日本に来る人がいたら、現金がたくさん必要なことと、買物する時は慎重にね、を伝えてあげるといいですよ。
余談ですが、やはりVはワイド・モート株だと思います・・。人口増える国で、しかもカード社会で、やっぱりね、強力ですよね。ではでは。
Have fun!