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毎年の積立額や、将来必要な元本を計算してみる

FP3級の勉強をしていると、資金計画を立てる際の6つの係数、というのが出てきました。

終値係数(例:100万円を年利2%で運用した場合、5年後の金額は?)

現価係数(例:年利2%で5年後に100万円を用意するために必要な元本は?)

年金終値係数(例:年利2%で毎年20万を5年間積み立てた場合、5年後の金額は?)

減債基金係数(例:年利2%で5年後に100万円を用意するために必要な積立年額は?)

資本回収係数(例:100万円を年利2%で運用し5年間で取り崩す場合受取年額は?)

年金現価係数(例:5年間毎年20万ずつ受け取りたい、年利2%だと必要な元本は?)

 

早速使ってみましょう。計算に利用したのはこちらのサイト。

資産運用の6つの係数 - 高精度計算サイト

●年利2%として、20年間、毎年300万ずつ受け取りたい場合(年金現価係数を使う)

16.351 x 3,000,000 = 49,053,000円・・必要な元本です。

●年利2%として、10年間積み立てて1000万用意したい場合(減債基金係数を使う)

0.091 x 10,000,000 = 910,000円・・必要な毎年の積立額です。

 

年金現価係数は、住宅ローンなどを組む場合の借入可能額を計算する際にも使われるので、車や不動産を持っている方には馴染みのある係数かと思います。先日のFP3級試験にも出てきました。

 

今リタイアしたらどうなる?とか、年利が0.1%だったら?など、シミュレーションしながら、いろいろなパターンで計算するのは面白かったです。え、こんな基本的な係数も知らなかったの?と笑われるかもしれないけど、いいんです、ゆっくり学んでいければ。