おカネの知識を資格で磨く
6/26(日)の日経ヴェリタス、スマートライフの特集は「おカネの知識は資格で磨け」です。FP、証券アナリスト、相続診断士、DCプランナー、住宅ローン診断士、といった資格が取得者の話とともに掲載されており、私はFP技能士として紹介されています。
日経ヴェリタスさんに取材を受けたのはこれで二度目ですが、前回の記者さんが私を今回の記者さんに紹介するという形でした。記事にはなっていませんが、マネーリテラシーを高めると投資にも役立つのではないか、会計の基本を学ぶ為に簿記検定やビジネス会計検定を受けるのもいいし、米国個別株をやりたい人は英語を学ぶのもいいのではというお話もしました。
私は1月にFP3級を受験しました。出題範囲を見て、これはお金の知識を底上げ出来ると思ったからです。年金や社会保険、金融商品、生保損保、税制、不動産、相続、といった分野の、最低限の知識を学ぶことが出来ます。資格取得というより、勉強するのが目的だったのですが、運良く合格。少し欲が出てきて、5月には2級を受験しました。合格発表は今週の水曜日。受かってるといいなぁ。
日本では金融教育が遅れていると言われています。日経ヴェリタスによると、金融庁などで構成する金融経済教育推進会議は、「金融リテラシー・マップ」を策定しているそうですが、このマップが教育現場などでどう活かされているのかはわかりません。金融教育の遅れが指摘されてはいるものの、教師の専門知識不足と授業時間確保の問題が高いハードルとなっているようです。金融教育、ぜひ進めて欲しいと思うのですが。
日経ヴェリタスの巻頭特集は話題のBREXITショックなので、あわせて読んでみるのも面白いかもしれません。世界中が大騒ぎになっている中、自分は自分の出来ることをやる。おカネの知識を蓄え、不測の事態に備える。難しい問題は専門家に相談するとしても、自分自身もある程度は理解出来るようになっておくといいんじゃないかと思います。記事を書いてくださった記者さん、どうもありがとう。