国際線ビジネスクラス比較②
ビジネスクラスと言っても、航路や機種、シートタイプは様々で、搭乗した時代によっても感想は異なり、一概に語れるものではありませんが、あくまで狭い範囲での体験だけに基づき主観的に書きます。
以下は、日系/米系航空会社で、マイレージUpgradeする機会があれば乗りたい航空会社順です。なお、アップグレードは、マイレージのみorマイレージ+追加料金の場合があります。
一昨年乗ったのは777のStaggeredだと思います。隣の人と顔を合わせることがありません。食事は美味しいし食器や配膳も美しい、機内サービスはもちろん丁寧、座席周りは広々として、全て最高得点。座席は、フラットシートの上にマットみたいなのを敷き、ふかふかの枕と薄めの羽毛布団を使いぐっすり就寝する事ができます。以前のビジネスより座席が広くなりました。アメニティキットは女性が喜ぶロクシタンでした。なおアメニティキットはどの会社も企画ものなので、乗る時によってブランドが変わります。若いCA多めです。なお、西海岸行きのANAでエコノミープラスにも乗りましたが、ビジネスとエコノミーの間にカーテンで仕切る形で配置されていて、広々として快適でした。
https://www.ana.co.jp/serviceinfo/international/inflight/guide/c/seat/
SKY SUITEが出来る前で、おそらくSHELL FLATだったかと。窓際の一人席に座った時、生まれて始めてオーロラを見たのもいい思い出です。今はわかりませんが、昔は薄い冊子のNY観光マップを配ってくれて重宝しました。食事もサービスも満足、フラットシートもよかった、ただちょっとだけ狭かったかな。SKY SUITEは広そうです。機内食、特に和食はやはり日系航空会社が最高。乗り馴れてる人はANAのほうが美味しいと言いますが、そんなに変わらないと思うんですけどねぇ。ベテランCAさんも優しかったな。
https://www.jal.co.jp/inflight/inter/business/c_seat/index1.html
3位 Delta(北米西海岸)
数ヶ月前に始めて乗りました。Airbusかな、横幅の狭い機体で、座席配列は窓側1席+真ん中2席+窓側1席、というかなり贅沢な作りでした。なのに、シートの出入り口が狭くて入り辛い。座席の横幅も狭いのも残念。でもWestin Hotelで使われているヘブンリーのコンフォーターはナイスでした。すごかったのはアメニティキット。なんと、TUMIとの共同企画で、立派なケースに入っており(往路はハードタイプ、復路はソフトタイプ)、アイマスクにまでTUMIのロゴが入ってました。おじさんCAの接客も優しくて感じが良かったです。そう言えば電話で予約したときも対応抜群でした。なお、どこの航空会社もそうだと思いますが、機内で絶対和食が食べたい人は、チケット予約時に和食のリクエストをしておいた方がいい。
http://ja.delta.com/content/www/en_US/traveling-with-us/onboard-experience/first-class.html#stretch
一番回数乗ってる割には4位です。機種が不明なのですが、数年前まで180度フラットにならないタイプが多かったかと。エコノミーでもオンデマンドの時代に、ビジネスでオンデマンドではありませんでした。最近のUAは、180度フラット、オンデマンドになりましたが、座席の配置が妙です。公式Webサイトではわかりませんが、真ん中の座席が、機体前方向き、後ろ向き、と交互になっています。私は大体窓際2席の通路側に座るのですが、そうすると、真ん中の席の、後ろ向きに座っている人と顔を合わせることになります。なんでこんな配列にしたのでしょうか。全くもって不可解です。一つ前のタイプはそのような配置ではなかったです。おばちゃんCAが多い会社ですが、それはそれで何となく安心感はあります。
https://www.united.com/web/ja-JP/content/travel/inflight/business/default.aspx
5位 旧Northwest (北米東海岸)
搭乗時期2004年頃。デルタに買収される前の大昔の話です。機種などは全く覚えていませんが、階段を上って2階席窓側に座りました。2階建ての構造の飛行機に乗ったのはこれが始めてでした。自分専用の物入れが座席の横にあり、大きめのボストンバッグなど2−3個入ったと思います。当時は180度フラットではなかったですが、なんせ一晩中ゲームをしていた、または映画を見てたので、あまり気になりませんでした。サービスも良かったし食事もまずます、映画もオンデマンドで、UAより全然いいと思った記憶が有ります。
ランキングは以上です。公式Webサイトから分かる通り、日系航空会社はビジネスクラスのシート説明が非常に丁寧ですが、米系は手抜きもいい所ですね。
シートタイプがこんなにあるとは知りませんでした。進化を遂げているんですねー。今頃遅いですが、次回もし乗る機会があったら、機種やシートタイプをしっかり記録するようにしよう。
ご参考までに、世界中の航空会社のビジネスクラスをランキングしたサイトがあります。中には、派手すぎて落ち着かないキャビンもあります。この、HACABILITYってなんでしょうか。数が多いほどシステムがセキュアで乗っ取られくいってことでしょうかね。
https://flightfox.com/tradecraft/best-business-class
③番外編に続きます。