私がAmazonを買った理由
私が米国個別株を買い始めたのが2016年。最初に買った株はADPでした(現在+83%)。2016年冬から2017年始めにかけて20銘柄程揃え、その後2018年2月にAmazonとNVIDIAを買い足しました。スタートが遅かったと思いながらもAmazonを買った理由はこちら。クラウド市場で圧倒的なシェアを誇るAWSがあるから、です。
出典:IT mediaエンタープライズ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1805/17/news110.html
AIやビックデータ活用が広がり、クラウドサービスはますます拡大しており、中でも、AmazonのAWSはこの10年で飛躍的に成長しています。仕事上も身近な話題であり注目しているサービスですが、現在、全世界で数百万、日本国内だけでも10万以上が利用、初期投資が不要で、更に利用中にコストが下がっていきます。そのスキームは詳しくはわかりませんが、利用者にとっては有難い話です。この分野ではマイクロソフトのAzureが急速にシェアを伸ばしていますが、当面はAmazon圧勝の状態が続きそうです。
私が保有する米国個別株は、その多くが連続増配のメジャーな株で、ワクワクしながら買った株はほとんどないのですが、一部、将来を楽しみにして買ったものがあります。最初に記述したADPがまさにそれで、米国景気上昇に伴う雇用者数増加を見込んでのものでした(たまたま連続増配株でもありますが)。AmazonやNVIDIAも自分の中ではワクワク系株の部類です。
2016年に米国株投資を始めた割に、実際の購入は2018年に入ってから、と、出足が遅かったのは、正直に言うと、株価が高いと思っていたから。どこかで下がらないか、とか、CFは潤沢だけどPER高過ぎよね・・とか。いろんな思いが交錯してました。投資あるあるですよね。でも、想定どおり、いや、想像以上にAWS利用者数は右肩上がりで、ここで買わないと、また後悔すると思ったのです。
米国にいた時、2009年頃だったか、Netflixの赤い袋の郵便物(当時はDVD配布がメジャーだった)が、アパートの多くの個別郵便受けに入っているのを見て、今後どんどん利用が広がるんだろうなぁと思いながら、今日まで、その株価上昇を指を咥えて見ているだけでした。とても、後悔しました。
勿論、今後のことはわかりません。どこかで暴落するかもしれませんが、やらなかった後悔より、やって後悔する方がまし。同じ過ちを繰り返したくありません。いや、投資する方が過ちかもしれませんが、当面はホールドしたいと思っています。
ちなみに、別に個別株でなくても、ETFでもいいとは思います。思いますが、2017年2月に買ったVOO(ETF)は+24%、1年後の2018年2月に買ったAmazonは+46%まで増えました(いずれもUSDベース)。含み損の株もあるけど、大きくプラスになる株もある。これが楽しいと思っている間は、個別株はやめられない気がします。