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人生もお金も海外分散する話

日常生活、海外生活、資産運用など思いつくまま語るブログ

東西比較

米国雑記

米国北東部にはニューイングランドと呼ばれる6つの州があります。メイン州ニューハンプシャー州バーモント州マサチューセッツ州ロードアイランド州コネチカット州。特に最初の4つは、美しく見事な紅葉が有名で、毎年米国各地から多くの観光客が訪れます。そんな州の一つに住んでいた頃の話です。

 

ある日、米国人に郊外の小洒落たイタリアンに連れて行ってもらいました。友人だというオーナーを紹介してくれて、和やかな雰囲気の中、食事を楽しみました。サービスも良くとても美味しいお店だったので、後日、日本人の友人を誘い、そのレストランに出掛けました。ところが・・オーダーしようと呼んでも度々待たされ、オーナーもまるで笑みを見せてくれず、明らかに無視されていました。何かおかしい。やがて私達は、そのレストランが白人だらけであることに気付きました。歓迎されていないんだ・・。自分がマイノリティであることを自覚した瞬間でした。

 

その街のことは今でも思い出します。四季いずれも美しく、ニューイングランドの古き良き佇まいを大切にし、地元のスポーツチームを熱狂的に応援する。口々に、自分の街が一番だ、と言います。しかしその一方、保守的な土地柄ゆえ、人種差別が根強く残っていました。他にも何度か嫌な思いをしました。もちろん、街の全てがそうだったわけではなく、一部の地域で体験したに過ぎませんが、人種差別の根深さを肌身で感じたのでした。

 

Pollitically correct という言葉があります。差別や偏見を持たず、正しい言葉遣い、正しい行動をするという意味ですが、トランプ政権が一定の支持を得たのは、外国人に職を奪われ、不満を公に口に出来ない低所得者層の白人が、本音を言ってくれてスカッとした人が多かったからと言われています。pollitically correctくそくらえ、と。トランプが当選した後、東海岸に住む日本人が近所の人に、Go back to your country! と言われた、という悲しい話もちらほら聞こえてきます。

 

一方、西海岸に住むようになってまず驚いたのが、花形の職業であるテレビのキャスターにアジア人が多く登用されている事。日本人フレンドリーな街だったこともありますが、東海岸から来た私は本当に驚きました。人々は穏やかでとても親切。映画館にお財布を忘れ慌てて取りに行ったら、ちゃんと保管してくれていた事もあります。英語もゆっくりでわかりやすい。どこのスーパーで買物をしても気持ちよく応対してくれる。まるで別の国です(笑)。

 

友人によると、アメリカ人の中でも、大学進学の為に西から東に行った人はホームシックになる、人々が冷たく感じるそう、と。わかる気がします。英語をあまり理解していない日本人の私ですらそうだったのだから。西→東→西と移動した経験から言うと、もしアメリカ留学を考えている人がいたら、私なら西海岸をお勧めします。特に、ワシントン州シアトルやオレゴン州ポートランドが住みやすいのではないかな。ちなみに、オレゴンにはNike、Columbiaが、ワシントンにはAmazonMicrosoftCostcoの本社があります。ビジター向けのツアーがあるかどうかはわかりませんが、機会があれば、訪ねてみても面白いかもしれません。

 

Have fun!