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米国ETF/個別株について語る会を開催してみた

米国ETFと米国個別株に興味のある私。しかし、そんなテーマで話す機会がない。なければ作ろう、ということで、経験者の方々にお声掛けしてオフ会を開催しました。質問や話したいテーマが山ほどあり、私はひたすら喋りまくってました。これまでオフ会の幹事はいくつかやってきましたが、ガッツリ投資話をするのは初めてだったかも。主には以下のような話をしていました。

 

マネックス証券の使い勝手、ネット証券各社の手数料について

・投資タイミングや回数について

・個別株選択のための参考サイトや参考指標について

ETF/個別株の割合について

・世界分散投資とグローバル企業について

・ディフェンシブ、ヘルスケア、エネルギーなどセクター別投資

・コア・サテライト戦略

・ワイド・モート企業

・米国の連続高配当株について

・ダウの犬、Dividend Aristrocratsについて

・米国個別株が強い理由

・米人が実践する企業情報検索方法

・米国でも日本でも身近にあるグロース株

・FANG系の終焉

 

その他雑談では、米国アパートの郵便受けがどうなっているかや、米国給与や確定申告の書類がどういうものかを紹介したり、Verizon、Netflix、Chipotleなどの黎明期を見てきた話をするなど、こちらも参加者の興味をそそるような話題を提供出来たかなと思います。

 

私が一番悩んでいるのはETFと個別株の割合です。去年の12月に、モーニングスター社が開催するETFカンファレンスのセミナーに出席したのですが、バンガードのコアサテライトETF戦略や、SPDRの景気成長サイクルにおけるセクター別投資の話が気になっている一方、個別株をいくつか揃える投資方法にも興味があり、何が一番自分にとって心地いい投資方法かを模索中です。インデックスがメインで、遊びで個別株だなと思いながらも、もうちょっと遊んでもいいかな、とか(笑)。

 

米国Morningstar社のサイトでは各社の財務諸表にフリーアクセスでき、Net Income, PER, Operating Cashflow, Free Cashflow, ROICなどの増減を見ているという方のお話も伺いました。私が以前、個別株をBuy&Holdしている米人から学んだのは、財務諸表だけでなく、企業所在地の州の訴訟情報や、経営者交代のニュースに着目するなどでした。個人投資家がそこまでやるか、とは思いましたが、今読んでいる「世紀の空売り」という本によく似た話も出てきて(ニュースを拾いまくる)、時間を使える人ならそれもありかもな、とは思います。

 

どいうわけで、米国話で大いに盛り上がった夜でした。楽しかった!

外国人が喜ぶ東京のおすすめスポット

これまで何度か、仕事や遊びで東京を訪れた外国人を案内したことがあるのですが、有名な観光スポット以外で、私が必ず連れて行く場所が二つあります。それは、デパ地下と、文房具屋さんです。

 

日本を一言で表すなら、私が選ぶ言葉は、”バラエティ”。和洋中、といろんな国の食事が一般家庭の食卓にごく当たり前に並ぶのは日本くらいではないでしょうか。その食生活もあって、デパートの地下街に行けば、食材、調味料、惣菜、酒、スイーツ、それぞれの分野で無数の商品が所狭しと売られています。デパ地下に連れて行くと、大概の外国人はその品揃えに驚くのです(そもそも、デパートの地下に食材売り場があること自体に驚かれるのですが。。)。一番得意げに自慢するのはスィーツです。この繊細で美しい芸術のような作品を見てください!と、めちゃくちゃ自慢します(笑)。

 

そして、バラエティと言えば文房具。日本の豊富な品揃えは、世界に誇っていいものの一つだと思います。米国にいた頃、私が無性に恋しかったものは何と言っても日本の文房具でした。あちらにはSTAPLESという大型文具店があるのですが、なんかね、今ひとつなんです。芸がないというか、味わいがないというか、ただの大型ディスカウントショップみたいで、全く心が躍りません。それに比べて伊東屋東急ハンズでもLOFTでもいいのですが、いやー、ほんとにウキウキしますね、何時間でもいられます。

 

要は、自分が文房具好きということもあって連れて行くのですが、ツバメノートやフリクション蛍光ペンを家族のお土産にと買い求める人も意外と少なくありません。フリクションは欧米でも人気なので、予めお土産として指定する人もいるようです。また、東急ハンズもお連れすると喜ばれる場所の一つなのですが、デパ地下同様、テーマが広すぎて疲れるので、1日でデパ地下&東急ハンズという組み合わせはお勧めしません。

 

ちなみに、案内するのに苦労したのは築地のマグロの競りです。始まるのが朝5時なのですが、先着順のため、5時前から待つのです。その日は仕方なく六本木で夜明かしし、タクシーで移動。あまりにも眠くて、待つのにも疲れてしまい、苦労して行った割には大して喜ばれず(苦笑)。ああいうのは本物のガイドに任せた方がいいと思います。

おとなチャレンジ♪ 簿記2級 (T_T)

2/28(日)に簿記2級の試験を受けてきました。FP3級の試験が終わってすぐに勉強にとりかかったものの、1ヶ月の準備期間はあまりにも短すぎました。合格発表は4/1ですが、結果を待つまでもなく不合格だと思います。

 

簿記2級の試験は来年度から難しくなります。簿記1級の範囲だったリース取引、外貨建取引、税効果会計連結会計などが入ってきます。簿記の試験は年々難しくなっているのですが、出題範囲が増えて更に難しくなる前に取得したいと思い受験したものの、苦手な工業簿記が全く出来ず、玉砕しました。。。

 

試験は商業簿記が3問、工業簿記が2問の全5問。それぞれ20点満点で、70点以上取れれば合格です。簿記2級取得は年初に立てた今年の目標の一つでした。これくらいは持ってないと恥ずかしいなという気持ちがあり資格取得を目指したのですが、勉強自体は楽しいものではなく、嫌々勉強していました。会計全般を学びたい場合はビジネス会計検定のほうがいいかもしれません。キャッシュフローの読み方も学べます。

試験内容 | ビジネス会計検定試験 ~社会人・学生の会計リテラシー向上のために~

 

試験が終わって受験会場をあとにする時、後ろにいた受験生らが、「一生受かる気がしない。もうライフワークになりそう〜」と嘆いていました。過去問を解いていた感触からすると、今回の試験は実は簡単だったんじゃないかと思うのですが、私のように準備不足だったのでしょうね。

 

1ヶ月無駄にしたような後ろ向きな気分ですが、気持ちを切り替えて、次はFP2級の勉強に取りかかります。あと2ヶ月半しかないので厳しいかもしれませんが、少なくともこちらは前向きな気持ちで学べそうです。だめならその次もあるしね。気を取り直して頑張ります。

「29歳で2000万円貯めた独身女子がお金について語ってみた」を読んで

 

投資を始める前に読んでいたブログの一つが、ittinさんのブログでした。

独身一人暮らし女だからこれからどうやって生き抜いていくか考えるブログ

彼女の本が出版されたということで、インデックス投資家界隈は大騒ぎになり、あれよあれよと書評ブログが投稿されました。私はすっかり出遅れてしまいましたが、遅ればせながら感想を書いておきたいと思います。ネタバレも含みますので、読みたいと思っている方はご注意を。

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①疑問1:一人暮らしで、そしてこの若さで、なぜ2000万も貯められたのか?

→就職する前からしっかり考えている。例えば、福利厚生に家賃補助のある会社を選んだのは、「固定費削減」の考え方が既にあったから、とのこと。

②疑問2:若いうちは節約より大事なことがあるのでは?

→節約してはいけないものとして、交際費、自己投資費、教育費を挙げている。人との交流や自己投資は、若い頃は特に大事ですね。ちゃんとツボを押さえてらっしゃる。

③疑問3:生活費の計算方法は?

→生命を維持するために最低限必要なコストを試算し、生存に必要なコスト、人生を楽しくするためのコスト、といった、自分なりの「ものさし」を持つ。ちなみに筆者の最低限必要なコストは1ヶ月あたり「家賃+4万円」、楽しむためのコストをプラスすると、家賃以外で7万から10万円程度、とのこと。

④疑問4:余計なお世話だが会社にバレても大丈夫か?

→別件で調べたようですが、就労規則に「副業・副収入を禁止する」文言がないことを確認済み。なお、確定申告の際は、印税分の住民税を普通徴収とすればより安全ですね。

 

他には、短期的な考えでは無駄な支出をしてしまう可能性が高い(いたた)、見直しをしない家計簿は意味がない(あいたた)などの耳の痛い話もありました。投資については、早めに投資を始めてお金に触れる時間が長くなる=学習する時間を増やすこと、○○向け商品とは○○に買ってもらいたい商品であり○○に当てはまる人が買っても儲かるとは限らない、金融機関にとって不都合な情報は極小文字で書いてあるので読み込むことが必要、など、ふむふむと頷ける箇所も数多かったです。

 

一言で言うと、「自分が20代の時に出会いたかった本」であり、若い方にはぜひ読んでもらいたい本であります。会社の本棚にこっそり献本しようかな(笑)。

外国税額控除、申告してよかったのか?

税務署に確定申告の書類を提出してきました。外国税額控除のところ、自信がなかったので質問をしていたら、書類は特に問題なかったのですが、、

 

職員A「住民税が上がる場合もありますのでご了承ください」

私「え、そうなんですか?申告分離課税を選択している場合でも?」

職員A「はい、特定口座で源泉徴収しているので本来は申告は不要なのですが、あえて申告することで所得が上がりますので」

私「それって影響額はここではわかるんですか?」

職員A「私もインターネットで調べないとなんとも。。」

私「そうですか、、まぁでも小額ですし、だ、大丈夫かな。。(根拠レス)」

 

と、申告してよかったのかどうかわかりません・・。どれくらいの金額だったら影響あるんだろうか・・。

 

源泉徴収票も、原本を貼付けるとは知らず、コピーを持ってっちゃいました。押印も忘れていたので、一度帰宅し(近いからいいけど)出直しました。

 

いざ提出の折、

職員B「控えはお持ちですか?」

私「え、持ってきてません」

職員B「控えをお持ちの方には一緒に受付印を押します、後から持ってこられても対応出来ませんので」

私「そ、それは何か効力があるのですか?」

職員B「特にそういうわけではありませんが、皆さんお持ちになることが多いです」

 

知らなかったよそんなこと。でもまた帰宅するのも面倒だったので、いいことにしました。

 

提出が終わったはいいですが、なーんか不安を覚える確定申告でした。

 

ちなみに、配当金は合算で大丈夫でした。米国の株は配当金が四半期毎なので、一つ一つ書いてられません。補足資料があればOKのようです。日付はやはり適当でよかったみたいで、私の場合、納付確定日と納付日を12/9にして、所得の計算機間を1/1-12/31にしてましたが、補足資料があるので大丈夫なようです。

運用成績 2016/3/6

小さすぎて見えないですよね(笑)、すみません。

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 夏頃、不安になりながらも買った銘柄は見事に全てマイナスで、なかなか回復しません。特にTOPIX。VTはもうそろそろ復活しそうな気がするけど、TOPIXがダメダメです。いや別にTOPIXが悪いわけじゃなくて、一括投資のタイミングが悪かった。あるFPさんのブログに、米国株は下がっても戻りが早い傾向にあるが日経平均は復活が遅い、とありました。TOPIXもそんな感じですね。とりあえずは塩漬けにしていますが、貸株に出して働いてもらってます。定期預金より金利がいいので、利回りのいい金融機関に預けている感覚です。ただし、貸株は投資者保護基金の対象外です。

 

一方、色付けした1−2月に買った銘柄は好調です。配当金も楽しみです。貯めて買付資金に回す予定。個別株では、JNJ、PG、PM、VZなどに興味がありますが、高すぎて買えない。セクター別ETFを買うのでいいかなという気もします。

 

1306、1308、IAC、セゾンはいつか売却して、コアがETF、サテライトで米国個別株を持とうかなと考えています。おそらく7:3くらいの割合で。ETFはVTメインでプラスαのETFを揃える。米国個別株はテッパン銘柄にする。

投資に回している米ドルは、ドルイン・ドルアウトで為替を考えないで運用してます。しかし、日本円の投資どうするかな・・。ひふみプラスは恐る恐る始めたばかりのアクティブファンドだし。いっそ投資は米ドルだけと割り切るか?うーん、悩ましい。

 

ところで、年明けの株価の暴落は、目からウロコでした。こんなに下がるんだーと。そして、こんなに下がることがあるなら、夏頃買うんじゃなかった!って思いました。これが今の偽ざる気持ちです。小額をコツコツ買う方が精神的に楽なのですが、揃えたいと思っている銘柄では、頻繁に買えば手数料負けするので、タイミングを見て買うしかないのだろうなと思います。

確定申告で寄付金控除と外国税額控除やってみた

確定申告は医療費控除しか経験がなかったのですが、今回は、寄付金控除と外国税額控除にチャレンジです。

 

(1)寄付金控除(ふるさと納税分)

書類も揃えてあったので、ただ入力していくだけでしたが、自治体の住所を入れるのが面倒でした。省略できないのかなぁ?

 

(2)外国税額控除(米国株式の配当金に課税された10%を取り戻す作業)

該当項目に入力した後、なんかおかしいと思い、Twitterでお世話になっている安房先生に質問してみた。「総合課税か申告分離課税が選べるんじゃなかったっけ?」「それは配当所得の話ですよ」・・・はっ!配当所得を入力してないや。いやー、配当金は源泉徴収されてるからそれで終わりと思ってたんですが、控除を受けるからには、所得を入力せねばならん、という基本的な話でした。

 

(3)総合課税と申告分離課税

配当所得を入力し、総合課税と申告分離課税の両方で試算しました。

 

ということで結局、

a) 寄付金控除オンリー

b) 寄付金控除+外国税額控除、配当所得入力忘れ

c) 寄付金控除+外国税額控除、配当所得は総合課税

d) 寄付金控除+外国税額控除、配当所得は申告分離課税

の4パターンを作成し、d)で申告することに。なお、NISAは国内非課税のため、外国所得税の10%は取り戻せません。また、外国税額控除では10%全額が戻る訳ではなく、私の場合は約6割の還付に過ぎませんでした。確定申告では自動計算されるのですが、国税庁のHP見たら、その計算式は複雑そうでした。

 

入力中、納付確定日とか質問そのものとか、よくわからない部分もあったので、書類を持って税務署に確認しにいこうと思います。数字は多分大丈夫だろうけど。

 

ほんとは、12月に株式売却して損益通算までやるつもりでしたが、売り損ねてしまったんでね、、。ま、とりあえず何とか、出来るところまでやってみました。疲れた〜!