資産運用についての雑感
12月
・マネーフォワードを使い始めて、円での総資産額を目にするようになった
・来年はドル安になると思っていた(動物的勘)
・ドル円が120円のうちに投資に回した以外のお金は全て円転しようと思っていた
・TOPIX連動ETF(1306/1308)を全て売却しようと思っていた
・セゾンバンガードの積立をやめようと思っていた
・ひふみ投信に興味を持った
1月
・あっという間に株安・ドル安になった→円転諦めた
・セゾンバンガードの積立やめた→予定通り
・ひふみ投信→ひふみプラス購入
・株安は買い増しのチャンスと思った→VT買ったらもっと下がった
2月
VT積み増し、PFF / VYM 新規購入
米国個別株ADP購入
・ひふみプラス積み増し
・セゾンバンガードは保留
<1月からの下げ相場について>
1月からの下げ相場は、「12月に考えていたことが実践出来なかった」ショックがかなり大きくて凹みました。あと、25%リスク資産の3-4割なら減っても大丈夫、という前提で始めましたが、頭で考えたことと、実際に経験することはやはり違います。得体の知れない下げ相場を経験を早いうちに経験出来てよかった。肌感覚を持つのは大事。
<一括投資について>
投資を始めたのは、まとまった資金を運用したかったからなのですが、まとまった資金があっても分割して投資した方がいい、という考え方と、購入タイミングがわからなければいつ一括投資しても同じ、という考え方があります。後者を選択して夏頃一括投資してみて、今すごく後悔してます。長い目で見ればまた変わるのだろうけど、安い時に少しずつ買う方が、自分には合ってる。
今、一番含み損が大きいのは、その夏頃に一括投資したTOPIX連動ETFです(▲約25%)。ナンピンにより日本株の割合がすごく増えてしまったので、12月頃、その割合を見直して、日本株の割合を減らしたい、日本株に関してはひふみだけでいいか(あとVTの一部)、と思い、売却を考えたところに1月の下げ相場がありました。これは痛かった。株価が戻るまで凍結する予定ですが、凍結している間、貸し株に出して、少しでも利息を稼ぎたいと思います。
<今はいろいろ経験したい>
初心者のうちは、あれこれ試すのもいい経験だと思っています。老後資金は横においておいて、余裕資金で遊びたい。今後は、ETF&米国個別株でポートフォリオを作っていきたい。小額で試しながら、ちょっとずつ経験値を増やしていこうと思います。
田舎の一軒家をどうするか
またまたFP3級ネタですが、相続税と贈与税の勉強をしているときに知った制度がこちら。(専門家ではないので、万が一理解が違っていた場合はご指摘ください。)
●相続時精算課税制度
簡単に言うと、親や祖父母から贈与を受けた場合、2500万までは非課税になり、将来相続が発生した時に精算する制度です。
このメリットとデメリットを調べたのですが、例えば、親から不動産を受け継ぐ場合、値上がりする見込みの財産を贈与するには有利とのこと。なぜなら、相続税の計算では贈与時の金額が加算されるからです。逆に、値下がりするような物件なら不利になります。また、贈与財産は、相続時に次の特例が受けられません。
●小規模宅地等の特例
居住用の場合、330平米までなら、相続税評価額が80%減、となります。ただし、この特例を受けるにはいくつか条件があります。例えば、同居していない子供が、実家の土地を取得する場合、その子供がすでに自分で家を買っていた場合はこの特例を受けられません。住むつもりがない、と見做されるのでしょう。
参考にしたのはこちらのサイトです。
相続時精算課税のメリットとデメリット [相続・相続税] All About
相続に備えよう Vol.1 『小規模宅地等の特例』と『貸家建付地の評価減』の活用 - 東京建物不動産販売 住まいのGoodNews
また、売却する場合は、住まなくなった日から3年以内に売却すれば、所有期間の長短に関係なく譲渡所得から最高3,000万円まで控除ができる特例を利用出来るようです。
今までこの辺りの税制は全く不知だったのですが、今後は税制改正を要チェックです。
FPの勉強がきっかけで、必要な元本や積立額を調べたり、相続の問題を考えたりしていますが、自分の立ち位置をよく考えた上で、最終的には、資産運用の目的を明確にしたい。余裕資金を増やしたい、というだけではあまりにも曖昧過ぎて方針がブレてしまう。チャールズ・エリスが「敗者のゲーム」で書いてた通りだな、と、今、改めて読み返しているところです。
毎年の積立額や、将来必要な元本を計算してみる
FP3級の勉強をしていると、資金計画を立てる際の6つの係数、というのが出てきました。
終値係数(例:100万円を年利2%で運用した場合、5年後の金額は?)
現価係数(例:年利2%で5年後に100万円を用意するために必要な元本は?)
年金終値係数(例:年利2%で毎年20万を5年間積み立てた場合、5年後の金額は?)
減債基金係数(例:年利2%で5年後に100万円を用意するために必要な積立年額は?)
資本回収係数(例:100万円を年利2%で運用し5年間で取り崩す場合受取年額は?)
年金現価係数(例:5年間毎年20万ずつ受け取りたい、年利2%だと必要な元本は?)
早速使ってみましょう。計算に利用したのはこちらのサイト。
●年利2%として、20年間、毎年300万ずつ受け取りたい場合(年金現価係数を使う)
16.351 x 3,000,000 = 49,053,000円・・必要な元本です。
●年利2%として、10年間積み立てて1000万用意したい場合(減債基金係数を使う)
0.091 x 10,000,000 = 910,000円・・必要な毎年の積立額です。
年金現価係数は、住宅ローンなどを組む場合の借入可能額を計算する際にも使われるので、車や不動産を持っている方には馴染みのある係数かと思います。先日のFP3級試験にも出てきました。
今リタイアしたらどうなる?とか、年利が0.1%だったら?など、シミュレーションしながら、いろいろなパターンで計算するのは面白かったです。え、こんな基本的な係数も知らなかったの?と笑われるかもしれないけど、いいんです、ゆっくり学んでいければ。
おとなチャレンジ♪ FP3級(合格)
1月24日実施の、日本FP協会ファイナンシャル・プランニング技能検定3級を受験してきました。
学科60問60点(2時間)、実技20問100点(1時間)、マークシート方式で、いずれも6割取れれば合格です。学科は、過去問とはやや傾向が異なり焦りました。一方、実技のほうは簡単でした。
自己採点の結果、学科は43/60、実技は100/100だったので、マークシートミスさえしていなければ受かったかなと思います。合格発表は3月3日です。
受験のきっかけは、投資ブロガーさんたちに刺激を受けたこと。本屋さんでテキストを見て、これは知識の体系化にも役立つと思い、1ヶ月くらいコツコツ勉強してました。勉強してて思ったことは、
「なんで学校で教えてくれなかったんじゃ〜」
「もっと若いうちに勉強したかったー、記憶力が、、、」
そうです、ほんとに、老体に鞭打ってと言うか、老脳? ROH NO!ですよ。覚えては忘れの繰り返しで、いくらやっても自信が持てなかった。FP3級は合格率も高く、独学でやってる方も多いので余裕だろうと思ってたのですが、範囲が広いんですよね。
1. ライフプランニングと資金計画・・社会保険、公的年金、企業年金など。
2.リスクマネジメント・・生保、損保など。
3.金融資産運用・・経済の基本、債券、株式など。
4.タックスプランニング・・所得税、所得控除、住民税など。
5.不動産・・不動産の取引や税金など。
学科の出来が悪いのは、わかった”つもり”になってた、理解が浅かったんだな〜と。受かる受からないよりも、理解したかどうかが大事です。時々テキストを見返した方がよさそう。
同日、先輩ブロガーのローズマリーさん、くは72さん、安房さんが2級を受験されていました。みなさん独学で、すごいと思いますー。
ローズマリーさん
ローズマリーランド 2級ファイナンシャル・プランニング技能 (実技) 自己採点の結果。桜咲く…かも♪
くは72さん
日本FP協会主催の2級FP技能検定を受験してきた! - 4+4=6でもない。8はパーなのだ。
安房さん
2級FP技能士(資産設計提案業務)取得 か : 海舟の中で資産設計を
わかま屋さん(3級を受験されていました)
日本FP協会主催の3級FP技能検定を受けに行きました - 一方通行投資法で金のなる木を育てる。
おっと、昨年2級を取得されたつばささんが何か呟いておる・・今回の2級、試しに解いてみたら、学科59/60、実技100/100だと・・・神業かよ(笑)。
<3/5 追記>
3/3に合格発表があり、無事合格してました!
2016年の目標
毎年、元旦に目標を設定しています。思いつくまま書き出していくのですが、ここ数年は、ほぼ下記二つに集約されています。
①シンプルライフ系
②ファイナンシャル系
昨年は、特に②を頑張っていました。日米の金融資産を取りまとめて、投資ブログや金融系の本を読み資産運用に着手。具体的には、投資信託や内外ETFなどインデックス投信、仕組預金、NISA、個別株、アクティブ投信、ふるさと納税を実施しました。資産と家計の把握のために、Money Forwardも導入しました。
活動の一環として、ブログとTwitterを始め、インデックス投資ナイトやムサコ会、六本木コツコツ会、ETFカンファレンスなどのイベントにも参加。有り難い事に、ツイッタラーさんやブロガーさんとの交流も多数生まれました。
書き出してみると、なんとまぁ盛り沢山な1年だったことか(笑)。1年でこんなにいろいろやったんだと思うと感慨深いものがあります。
さて、2016年ですが、今年も①はゆるく継続し、②の活動も広げていきます。ノートに書いた細かい活動項目は時々見返し、今年もまた、実りある1年にしていきたいです。本年もどうかよろしくお願い致します。
2015年ふるさと納税・総括
2015年のふるさと納税、書類とりまとめ作業が終わりました。寄付金上限の目安まで目一杯使ってしまいました。あくまで目安なので、もしかしたら超えてしまうかも。それでもいいやと思えるほど、1年を通じ楽しく利用させて頂きました。下記、各自治体の皆様、お礼の品をお送り頂き、誠にありがとうございました〜。
(申込順)
鳥取県大山町
宮崎県綾町
石川県輪島市
静岡県焼津市
頂いたものは、お米、お肉、カニ、ビール、ワイン、果物、などです。(各自治体への寄付金額については記載を控えます。)
寄付に際し、利用していたのはこちらのサイトです。カード決済出来る自治体が選べたり、申込履歴にメモを追加出来たりと、とても使い勝手のいいサイトでした。2016年もきっとお世話になることでしょう。
ハイパーリンクチャレンジ2015のバトンが回ってきた!
インデックス投資女子のおぱるさんから「ハイパーリンクチャレンジ2015」のバトンが回ってきました(びっくりぽん!)。
彼女の記事です。
【ハイパーリンクチャレンジ2015】 2015年で印象的だった記事2本!じぶんのと、ひとの各1本。 - インデックス投資女子 Around40 Happy Life
重複しますが、企画概要は以下の通り。
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■その年(前年12月〜本年11月)までに公開されたウェブコンテンツから印象に残った記事を2本だけピックアップする。1本は自らが執筆・制作に関わった記事、もう1本は他媒体で公開された記事とする。
■参加者はそれぞれの記事を選んだ理由を、ブログやSNS等にまとめて発表する。選考した理由もあることが望ましい。
■また、次にチャレンジを受けてもらいたい人物、印象に残った記事を聞いてみたい人物も2人〜3人程度指名する。なお、指名がなくとも、開催趣旨への理解があれば自発的な参加も歓迎する。
■記事制作後、次のハッシュタグを付けてTwitterにて報告ポストを投稿する → #HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け
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おぱるさんからは「この企画は明日12/20が締め切りです。次の方を指名するのはご迷惑になるかもしれないので、期限は問わず、そして記事にするしない問わず、ということでご紹介させていただきます。」という、お気遣い満載のコメントを頂きました。さすがですね〜。
じゃあゆっくり書こうか、とも思ったんですが、気になって寝られなくなりそうだったので、早速書く事にしました。
<印象に残った自分の記事>
世界同時株安を受けて① 株より為替が怖い - 人生もお金も海外分散する話
これからも自分にとって一番重要なテーマである為替について、過去の体験談も交えて書いた記事です。海外経験がある自分らしい記事だったかなと思い選びました。
<印象に残った他者の記事>
2015年は、米国の利上げがずっと囁かれていた年でした。12月、ついに利上げが発表され、マーケットの動きに注目していた人も多いはずです。この記事を念頭に置きながら、歴史的瞬間を楽しみに待っていました。
(なお、インデックス投資のきっかけとなったのは、水瀬ケンイチさん、おぱるさん、ittinさんのブログですが、ここではインデックス以外のブログを挙げてみました。)
<印象に残った記事を聞いてみたい方>
さて、私もおぱるさん同様、期限は問わない、記事にするしないも自由、ということで、お二人にバトンをお渡ししたい。受け取って頂けますでしょうか。
♡サマンサさん
♡フローラさん